横浜の心療内科

100人に2人程度の割合で見られ、比較的女性に多い病気です。かつては「心臓神経症」や「不安神経症」などと言われていました。

◎どのような病気でしょうか。

突然前ぶれもなく、動悸、窒息感、胸痛、めまい、死への恐怖感や気が狂ってしまうのではないかという不安に襲われる「パニック発作」が現れ、このような発作が繰り返し起こります。また、動悸や息苦しさから、心臓や呼吸器の病気を疑い、様々な検査を受けてみるものの何の異常も見つからないのがこの病気の特徴です。発作が電車や雑踏など特定の状況下で起こると、その後そのような状況を避けるようになったり、外出をしなくなったりする人もいます。発作がない時にも、不安感や緊張感が続き、日常生活に支障がでることもあります。

◎パニック障害の原因は

心理社会的ストレスが要因となっているケースもありますが、はっきりとした誘因はわかっていません。しかしその発症には、脳内神経伝達系に異常があることが明らかになっており、薬物療法の効果が出やすい病気でもあります。

◎パニック障害を放置すると

うつ病を併発することがあります。また不安感や緊張感から、アルコールなどに依存してしまうケースもあります。

◎パニック障害の治療方法は

この病気には、薬物療法と精神療法が併用されます。初期の治療目標は、パニック発作を出来るだけ起こさせないようにすることです。薬物療法がとても有効で、抗不安薬や抗うつ薬を中心に使用します。お薬によって症状が軽減した段階で、病気に対する誤ったとらえ方を修正し、発作が起きそうな状況に段階的に直面してみる認知行動療法を併せて行います。いずれにせよ、早期に治療を開始し、慢性化させないことがとても大切です。